私は、母を早くに事故で亡くし、父が男手一つで育ててくれました。「男親一人でも立派にお前を育てることが俺の責任だ」が父の口癖で、周りの子より少々厳しく育てられました。子どもの頃は、厳しい父に嫌気がさすこともありましたが、たまに私がテストで良い点数を取った時や、リレーの選手に選ばれた時などは、父はお酒・私はジュースで乾杯して祝いました。20歳の成人を迎えた日、初めて二人でお酒を飲み、懐かしさからその話をすると、父にとっても大切な想い出だと言ってくれて、思わず泣きながら二人で杯をかわしました。父ひとり子ひとりで寂しい想いもたくさんしましたが、父には本当に感謝しています。就職もして、これから親孝行を、と思っていた矢先に、父が仕事先で倒れ、あっという間に旅立ってしまいました。悔やむこともたくさんありますが、まずは父にとって最高の安らぎの場所を、と考え樹木葬を選びました。父が好きだったワインのような色が気に入って、この墓標にしました。母と再会して、きっと楽しく過ごしてくれていると思っています。お父さん、ありがとう。お父さんの子であることを誇りに、これからも頑張ります。

「樹木葬がいいのよね」そう言ったのは母でした。主治医から、もうあまり長くはないかもしれないと言われた日、父と妹と3人で無理やり明るい顔をして寄った病室で、母は笑顔できっぱりと言いました。「前から樹木葬にしたいって思っていたの」母から話を聞くまで、恥ずかしながら樹木葬を知らなかったのですが、家族で秋川霊園さんのホームページを見ながら、母らしいなと思いました。我が家のムードメーカで、明るく楽しいことが大好きだった母が、自分の先を前向きに考えていたことをその時知りました。そこから、何度か現地にも伺い、母の希望を元に墓標を選びました。母も私も幼少期から嗜んでいたバイオリンと音符をイメージさせる墓標はとても素敵で、これまでの暗く悲しいイメージのお墓とは全く違ったもので、大変気に入っています。母も自分の希望の場所で眠ることができて、満足していると思います。秋川霊園様には、見学の時から大変お世話になりました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

秋川霊園さんのお墓にしようと決めた理由は「ペットと入れるお墓であったこと」です。私たち夫婦が長年家族として過ごしてきたケンとメリーは、車好きの夫が名付けました。子どもに恵まれなかった私たちにとって、ケンとメリーはかわいい宝物そのものでした。2頭と一緒に旅をして、たくさんの経験や想い出を積み重ね、とても幸せな日々でした。先にケンが虹の橋を渡り、寂しそうにするメリーを見ながら、2頭が入れるペット霊園も探しましたが、私たちも歳を取り、お参りに行く人がいなくなったらと思うと、なかなか決めきれずにいました。そんな時に、姪から秋川霊園さんの樹木葬について教えてもらいました。キラキラと輝く墓標や、眺めも綺麗で、自然いっぱいなところが気に入り、すぐに申し込みました。もちろんペットと入れる区画です。よく散歩中に見ていた夕日に似ている墓標を選び、心からの感謝の言葉を彫っていただきました。秋川霊園さんは、家族の幸せな想い出と、安らかなこれからを願い、想いや希望に寄り添ってくれる素敵なスタッフさんばかりです。とても感謝しています。ありがとうございました。